昨年男子プロの伊澤利光が持つ最高賞金記録を上回り賞金女王に輝いたイ・ボミ。
今年も開幕からトップ10に入り続けるバツグンの安定感で、現在賞金ランキング1位。
そのイ・ボミでもリオ五輪に出場できないということは、イ・ボミって韓国では何番目なのだろうか？
イ・ボミの立ち位置
リオ五輪に出るには？
世界ランク15位以内に2人以上入っている場合、上位4人まで出場出来るらしいですが、彼女は15位で韓国勢8番手。
つまり全く圏外という位置取りらしい。
日本勢トップの野村敏京が20位にも入ってませんので、韓国勢のレベルの高さが伺える。
イ・ボミは東京オリンピックへの出場も視野にいれているそうでですが、こちらの理由からも東京まで行ける可能性は高くないのだろう。
イ・ボミの凄さ
しかし日本でのイ・ボミの凄さはそんな事でスポイルされることはない。
むしろ韓国人の女性ゴルファーが、日本でここまで活躍しここまで人気を得たことは賞賛に値するだろう。
当然どの国も自国のゴルファーを贔屓するものだが、昨年から日本の女子プロゴルフファンは、日本人よりもイ・ボミを応援する姿すら当たり前になっている。
イボマーと呼ばれるオジサンファンが増え、アニメにまで起用されるほどの人気になった。
イ・ボミは何がスゴイのか？
オジサン連中にイ・ボミの話をすると、大抵「カワイイ」だとか「韓国人だから整形なんじゃないの？」なんて、ゲスな話しか聞こえてこないが、彼女の本当の凄さは軸のぶれない安定したスイング。
女子プロの場合、筋力が少ないため体重移動を大きくして飛ばそうとするスイングを想像するが、彼女のスイングはとにかく安定している。
あれだけ体重移動を少なくし、コンパクトなスイングで飛ばすには、相当の筋力が必要なんだと思う。
日本でブッチギリの賞金女王になるような選手なので、裏で相当な努力をしているのでしょう。
