時松隆光ベースボールグリップでツアー初優勝に王手

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ダンロップ・スリクソン福島オープンは3日目を終えて、時松隆光(りゅうこう)がコースレコードの63、通算21アンダーまで伸ばし単独トップに。

時松は若干22歳。ここのところ活きのいい若手が出てこなかった男子プロゴルフ界に現れたニューヒーロー。

このまま最終日も逃げ切り、ツアー初優勝なるか?注目です。

時松隆光って?

時松源蔵

本名は時松源蔵(ときまつ・げんぞう)という名前で、仲間内からはゲンちゃんと呼ばれているそうですが、お寺でもらった名前隆光(りゅうこう)に改名したんだそうです。

この若さで改名する勇気も素晴らしいですが、幼少時心臓に不安があったそうですが、そこからプロゴルファーになり、優勝争いに絡めるようになったその精神力は素晴らしい。

同じような疾患を持つ子供の親にとっては、このまま彼が優勝すれば大きな励みになることでしょう。

ゴルフのグリップ

ゴルフのグリップにはご存知のように3つのグリップがある。

恐らく今最も多いのがオーバーラッピンググリップでしょう。

右利きを前提に話を進めますが、グリップした左手の人差し指、もしくは中指の上に右手の小指を重ねて構えるグリップ。

日本ゴルフ界を席巻している韓国勢は、ほとんどこのオーバーラッピンググリップなんだそうです。

もう一つメジャーなのはインターロッキンググリップ。

左手の人差し指と右手の小指を絡めて構えるグリップ。

恐らく一昔前はこのインターロッキンググリップが主流だったように記憶していますが、メジャーどころではタイガー・ウッズや松山英樹、石川遼がインターロッキンググリップ派。

非力な女性に向いていると言われていましたが、逆に今はパワーの有る選手に向いているとも言われています。

最後に残るのがベースボールグリップ。

野球のバットを握るように右手、左手の計10本指で握るタイプ。

ベースボールグリップでプレーするプロなんて正直いないのかと思っていましたが、なんと時松隆光はこのベースボールグリップ。

ベースボールグリップで優勝したら、グリップなんて自分に合ってさえいればどんなグリップだって構わないという事の証明になります。

このまま最終日も野球の握りで最終回まで逃げ切って欲しいですね。


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